w-inds.-または失われた男性アイドルの楽園

ファンの皆さんは、聞いたことがあるでしょうが、私は、昨年DLしたはずなのに消えてしまってて・・・・。かなり興味深い話なので、また見失うといやなので、頑張って(大体)記録してみた。速記者になれるかもー(^o^)
ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル( 2008年1月 5日)

雑誌「ブブカ」で連載している「マブ論」で展開してる。現代アイドル論であり、現代エンターテイメント論に繋がっていく壮大な論の一部である。

早い話がw-inds.特集です。w-inds.特集に、よけいな解説は要らない。言いたいことは、一つ。
「w-inds.は、イイ。」これに尽きるわけです。

曲が流れる「Beautiful Life」

「w-inds.は、イイナー」と、しみじみ思わせられる曲を聴いていただきました。
何故、この時代にあって、w-inds.が偉いのか、違う辺りからスポットを当てて話していきます。

1980年代後半から、アイドル冬の時代が始まった。自分は、主に女性アイドルを専門に、女性を論じてきた。男のアイドルを考えると、全然、冬の時代でもなんでもなくて、それどころか、全盛期・王国・天国じゃないかと思われる。
女性アイドルは、ヲタ限定、アキバ系みたいなくくりで構図化限定のシーンと言われてる。男性アイドル歌手は、例えば普通のヲタみたいな子じゃなくても、ジャニーズの松潤が好きって問題なく口に出せるじゃないですか。全くマニアックな趣味ってこともなく、一般的な人気者なんだ。

ここで注意しなくてはいけないのは、それってアイドル歌手って言ってるけど、早い話がジャニーズのことで、ジャニーズが全盛期。
他の歌手を考えると、w-inds.とかは置いておいて、ジャニーズしか居ない。本当に帝国を作り上げている。実は、全体に男性アイドル歌手は、活況と言える状況ではない。

80年代後半に、ジャニーズも含めて、男性アイドル歌手の時代も、時代遅れになりかけてたことがある。
光ゲンジも、アナログイズムを背負って、昔っぽいアイドル感が出てきてた。その頃、出てきたチェッカーズや吉川晃司は、アイドル・アイドルしてない、はっきり言ってしまえば、明らかに童貞じゃない人たちがアイドル的な立場を侵食し始めて、元から居る王子イズムとしてのキラキラした、虚と実の虚の部分が成立しづらくなってきた。女性アイドルと同じ動きが起こっていた。
あのまま、普通に行ってれば、いわゆるアーティストがアイドルの立場に置き換えられた。今の女性歌手に起こっていることが、男性アイドルにも起こっていたはず。

ところが、なんでジャニーズが乗り越えて帝国を築いたかと言うと、さっき言った「こいつは童貞ではない」という、言ってみれば、かつての旧アイドル的な感覚を乗り越えて、今時のイケテル若者像というのを、アイドルのファンたちに取り組むことに、ジャニーズは成功していった。
SMAPは、初めは不遇なグループで、ある意味放っておかれたグループだった。だからこそ、普通の人の感覚をキープして、バラエティなどで対応することができた。キムタクは、最初一押しじゃなかった。だからこそか、一般人の彼女が居るって公言して、ファンもそれを知ってて、でも、人気がある。今時の普通のイケテル男の子なら当然彼女が居る。もっと言えば、彼女を大事にしてたりする、みたいな。普通の男の子像をアイドルの中に取り入れることに、偶然にも成功した。そこが大きかった。

さらに、もうちょっと大きかったのは、ジャニーズの王子様イズムに対するアンチテーゼとして、DAPUNPが来た。DAPUNPの成功っていうのは、あれこそ、イマドキの若者像そのままだですよね。イッサが童貞のわけないですよね。むしろヤリチン。それでも、アイドルして成立する。ラップとかしてね。いわゆるストリートキッズだね。そういうのを、アイドルイズムの中に入れてる。
ジャニーズも積極的にストリートキッズ感を取り入れてきた。KAT-TUNなんか、その典型ですよ。KAT-TUNのメンバーに童貞いるわけないじゃないですか。でも、成り立つわけでしょ。

いかに、男性アイドルは時代の変化に対応してきたか。それに対して、女性アイドルは、そこの対応しきれなくて、どんどんどんどん、虚と実の虚を守ることばかりに腐心してしまった。虚実の皮膜が、アイドルのすごさなのに。

w-inds.は、そこで、何がすごいか?と言うと、この現代の中において、今のジャニーズには再現できない、ジャニーズが失ってしまったような正統派王子様イズム的、中性感と言っていいようなものをちゃんと保っているということですね。ある意味、箱庭的と言うか。これは、女性アイドルでも、この時代、なかなか成立しない。
それを成立させている最大の要因は、メインボーカルの橘慶太君の存在。まず、ボーカルの素晴らしさですよね。中性的な色気と言いますか。すっかり大人になって、彼なんかガタイなんか超イイわけですよ。むっちゃくっちゃ背が高くって、男っぽい感じになってきたでしょ。ガッチリして。でも、声の中性的な色気みたいなのは、全く目減りしていない。多分に成り立ちは、彼の才能に負うところが大きいかもしれないけれど。

暗黙の了解として、ジャニーズ以外に男性アイドル的な者がガーと出てきたら、まあ、どういう圧力か分かりませんが、市場を完全に閉め出すと言うか、ジャニーズが独占するようなシステムが、まあ、暗黙の了解ってあると言う、みんな知ってるようなことじゃないですか。
その中にあってですよ。DAPUNPは、ジャニーズ的なアイドルのアンチテーゼだから、まだいいけど、言ってみれば、w-inds.はジャニーズ以上に本来のジャニーズらしい・らしさを保っているわけだから、多分、その市場的なビジネス的な圧力の強さは、すごい想像を絶する強さがあったと思うのね。
ところが、やっぱり、常に売れてるし、成功してるし、もっと言えば、圧力とかのない海外・アジアに行けば、トップグループなんですよ。トップの人気を誇ってる。
これは何か?と言えば、ひとえに「実力」としか言いようが無い。実力が成り立たせた奇跡。

だから、全く規模とか時期は違いますけど、女性アイドルシーンとPerfumeが成し遂げた偉業に近いんじゃないかなあと思います。

w-inds.がすごいのは、楽曲が一貫してるというか、スタッフがいいでしょうかね。基本的にダンス路線だし、グラグラと変なバラードとかにぶれない。きっちり、やっぱりダンス路線を守ってる。それを証明する好企画として、2007年3月リリースのシングルMEGAMIXが破格の企画。つまり、デビュー以来、路線をぶれさせていないからこそ成立する企画というかね。
デビュー以来の21曲のシングルを発表順に並べて、それをMIXする。この時点で、他のグループじゃ成り立たないですから。それを成り立たせるのが、w-inds.って、すごい。
さらに、全体を今井了介がプロデュースして、ただ全体を繋げるだけじゃなくて、クラブハウス仕様に作り直してる。全部で23分ある。それをシングルとして出す。その企画の先進性だけでも、すごいものがある。

曲ガ流れる「Single Mega-Mix(Radio Edit Version)」
質の高い素晴らしい企画だと思います。
次は、シングルの中でも、1・2を争うくらい気に入ってる曲。
曲が流れる「IT’S IN THE STARS」

まず、慶太君のボーカルの色気もあるし、あと、やっぱり2人の全体のステージのダンスの華というところ。「ブギウギ」も、ハンカチつかみのダンス(ラブグレの間違いかな
?)を見てて感心したこともある。
なおかつ、古き良き、王子様イズムとしての男性アイドル歌手イズムってのを受け継ぎつつ、歌とダンスのスキルは、現代版にアップデートされてる。
非常に理想的な男性アイドル、歌手グループだと思います。w-inds.は、素晴らしいと思います。
世が世なら、国民的スターとなる・・・スターですけど・・・・慶太クンは、郷ひろみ級だと思ってます。

以上、出来るだけ、宇多丸さんの話のままに記録しました

蛇足になるだろうけど、私の感想も書いてみます。

宇多丸さんは、アーティストの目で、主にメインヴォーカルの声に、重きを置いてる。ヴォーカルは、もちろん中心だけど、私は涼平クンと龍一クンの声も、とっても大きい要素だと思ってる。3人の声の相性が、すごくイイと思う。そんなことは考えずに結成したと思うけど(考えた?)、奇跡のハーモニーだよ。
また、音楽的観点だけでは、王子様イズムは語れない。
w-inds.は、とにかく、雰囲気が王子様。彼らには、品の良さと育ちの良さを感じる。こういうのは、何もお金持ちだから品が良いとか、貧乏だから育ちが悪いとかじゃないんだ。どんな家庭でどんなふうに愛されて育てられたかで、身につくものなのかな・・・。
まず、お互いに「○○クン」と呼び合って、何の違和感も無い。ファンも呼ぶし、司会者やインタビュアーさんも呼んだりする。その、永遠の少年感。可愛らしさ。無邪気さ。ガツガツしてない、天然感。浮世離れ感。たまに、誰かさんはシモネタ言っちゃうけど、2人はHなことは考えてなさそうに見えるんだ(笑)。
凸の外観も、功を奏してるんじゃないだろか。もし、3人とも背が180センチだったら、「カッコイイ」の言葉に尽きてしまう。「可愛い」!これも、王子様イズムには必要。誰かさんは、たまに(汚い)髭を生やしたりするけど(誰かさんの常時生えてるのは、ゴメン、髭って感じないから)、基本、w-inds.は清潔感が溢れてる。 
声だけでなく、3人の性格と個性の見事な融合だ。相乗効果と言おうか、化学反応と言おうか。
私が、こんなにもw-inds.に夢中なのは、実力と王子様イズムの両方が兼ね備わってるからだと思う。その実力が固定してなくて、まだまだ未知数・発展途上なのも夢中の理由の一つ。

それにしても、宇多丸さんが、「圧力の中、w-inds.が存在しているのは、ひとえに実力があるからこそ。実力が成り立たせた奇跡」と言ってくれたのが、嬉しい。けど、複雑な気持ち(T_T)「想像を絶する圧力」って、怖い・・・・・・
だけど、絶滅寸前だった王子様イズムが、今、天然記念物的存在としてw-inds.にあるのは、皮肉なことに、そんな過酷な圧力あってのことかもしれない。
私は、いつか、彼らが重い鎖を解き放ち、狭い檻から抜け出して、本当の風になって大空を吹き抜ける日が、きっと来る信じてる。でも、その時は、もしかしたら、「王子様」とはお別れかもしれないな。
なんにせよ、w-inds.に幸あれ

コメント

ありがとう♪

これ知らなかった
宇多丸さん、語ってくれてるね~e-266
正統派王子様っていう件は、聴いててうんうん!(^-^)って頷いてた。
良くぞここまで言ってくれたと心の中で拍手e-460
みんなわかっているけれど、タブーな話も出ていて…
大丈夫?って心配になったりi-229


それにしても・・・
速記者の才能バッチリじゃないのe-348

oka-chan へ

ハイ!聞き取って書くってのは、ボケ防止にもなると思い、頑張りました!ちゅうか、DELじゃ心配な、アナログ人間なんだよねv-8
そうそう、タブー話ねぇ~。しかし、そういうのって許されるの?民主主義の国で。w-inds.も酷い目にあってるけど、私達だって、基本的人権を侵されてると思う。勝手に、いろんな曲を聴いたり楽しんだりする自由を奪われ制限されてるんやもん。オッコルでー!!v-293

関係ないとこでレスつけてごめん!
ウチに書くとnaoが見るからね^^;

お母さん、手のしびれが治らなくて、さっき泣いてましたTT
原因分からないし、いっそのこと入院させてもらえばよかったかも?って思ってるよ(>_<)

今日診てくれた先生は、専門じゃないからわからんと言われて、
ど素人の私がネットで情報収集中です。

義母が落ち着いたらまた来るね!!!

hiroeさんへ

ほんとに、いいお嫁さんだと思う、hiroeさんは。
また、メールするネ

アメブロに

コメント書きました~(*^_^*)

体調は、久々に崩れましたιι(T_T)

もしかして、薬が切れた事の離脱かな・・・

朝崩れて、薬飲んで…眠ってからはそれほど崩れてないんですよね…

昼間もう一度薬飲みましたけど…

風実さんへ

あちらにコメント、ありがとう。
根本的に良くなるよう、良い治療を受けてください。
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